キネティックチェーンとは
皆様こんにちは! 武蔵新城駅より徒歩3分にあるPERSONAL TRAINING STUDIO U(スタジオユー)です! キネティックチェーンと言われてもすぐにピンときて何のことなのかwかるという方はなかなかいらっしゃらないと思います。 キネティックチェーンはきちんと理解することで、トレーニング中に体を正しく使うことにつながると言われています。 そこで本日は、キネティックチェーンについてわかりやすくお話をしていきます。
目次
キネティックチェーンとは
キネティックチェーンは運動連鎖とも呼ばれます。
動作は一つの筋の働きだけで起こっているのではなく、たくさんの筋肉が連動して働くことによって起こります。
筋肉に限らず、身体のアライメントや神経系の働き、心肺機能や代謝など全身の機能が協調して働くことで機能的な動作が生まれるので全身運動を行うことが大切です。
単調な動きであっても、複数の筋肉が関与しているということになります。
キネティックチェーン=効率よく動ける能力
明確な定義を持たないものの、時間や空間をまたいで複数の部位が連携し、目標を持って効率良く動ける能力と解釈することができます。
例えば、人が頭を横に向ける際、これは単に首を回すだけの動作ではなく、脊椎や骨盤、さらには足の角度に至るまで全身の諸要素が絶妙に配合されて初めて成立する動作であるといえます。
このことから、ただ痛みのある部分だけに焦点を当てるのではなく体全体のバランスを考慮しなければ根本的な解決には至らないということになります。
特に、急な怪我でない限りは長引く痛みは身体の一部が正しく連動していないために発生することほとんどです。
全身のスムーズな動きに関わる
力の効果的な発揮は、運動の連携に深く依存しています。
例として、野球のピッチャーが力強い投球を行う過程を見てみると、身体の各部位が連携し相互に力を伝達し合うことが非常に重要です。
そのため、全身の動きが一致していなければ、望んだ結果を出すことが出来なくなります。
もし一部の動作が調和していなかった場合、その不協和音が全体のパフォーマンスに悪影響を及ぼし、力の完全な発揮を阻害するのです。
運動の基本を形成する
キネティックチェーンは神経系による指示が運動の基本を形成します。
これら神経系の指示は筋肉群に特定の動作を促し、力の発揮、動作の速度、適したタイミング、そして適切な筋肉の組み合わせが求められます。
しかし、特定の運動パターンの過剰な反復は筋組織の不均衡を引き起こすだけではなく、使われすぎる部位は硬直し、逆に使われない部位は動きが鈍くなることがあるので注意が必要になります。
筋膜にも関係がある
筋肉と骨をつなぐ要素として、筋膜の役割も忘れてはなりません。
筋膜は筋肉や腱を覆い、骨膜に繋がっており、最終的には関節に至ります。
この連携により、身体は力を効率的に分配し、動きをスムーズにします。
しかし、筋膜に問題が生じると、その影響は局所的ではなく、体全体に波及し得る複雑性を持っています。
このように、一部の不具合が全体のパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性が出てきますので覚えておくと良いでしょう。
本日のテーマはいかがでしたか? 少々小難しい内容となってしまいましたが、キネティックチェーンはトレーニングを始めたばかりの人こそ知っておいていただきたい内容となります。 ぜひ、本日の記事を参考にしていただけたら幸いです。
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